EP. 646『@谷中・根岸 、其ノ一 - 生きるために食べる!子規』
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東京・谷中は、夕やけだんだんや谷中銀座がある、どこか昭和の面影を感じる街です。そして、この地には俳人・正岡子規が晩年を過ごした「子規庵」があります。子規は34歳11か月という短い生涯でしたが、俳句を近代文学として確立し、今につながる日本語の表現を築いた人物です。また、「野球」という言葉を広めたことでも知られています。病に倒れ、寝たきりとなってからも創作への情熱は衰えず、夏目漱石や高浜虚子ら多くの仲間や弟子が子規庵を訪れました。子規は「頭を使う人ほど栄養をしっかり取るべきだ」と、弟子たちに牛肉などを食べて体を養うよう勧め、自らも食事を大切にして病と向き合いました。「食べることは生きること」という思いで最後まで命を燃やし続け、辞世の句「へちま咲いて 痰のつまりし 仏かな」を残して35歳を前にその生涯を閉じました。
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