EP. 648『@谷中・根岸 、其ノ三 - 木魚叩いて普茶料理、梵』 cover art

EP. 648『@谷中・根岸 、其ノ三 - 木魚叩いて普茶料理、梵』

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海梆(かいぱん)は、寺院で食事の時間などを知らせるために打ち鳴らす魚の形をした木製の道具で、現在の木魚の原形とされています。魚は眠らず目を閉じないと考えられていたことから、不眠不休で修行に励む僧侶の姿を表しています。また、魚が口から玉を吐き出す姿は、悟りによって煩悩を捨てることを意味しています。根岸には普茶料理の店「梵」があります。普茶料理は中国・明代に生まれた精進料理で、肉や魚、卵、乳製品を使わず、食材を無駄にせず感謝していただくことを大切にしています。ごま油や菜種油、くるみなどを使い、豆腐や湯葉、しいたけ、たけのこなどの食材を工夫して、肉料理や魚料理のような食感や味わいを生み出します。普茶料理は江戸時代初期に来日した隠元が伝えた料理で、大皿を囲んで皆で取り分けていただくのが特徴で、「梵」のある根岸・龍泉は樋口一葉の『たけくらべ』の舞台としても知られています。

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